【LINE PayとVISAが提携】既存のVISAの加盟店舗でLINE Payが使用可能に!海外でも!

キャッシュレス戦争が続く中、LINE Payから大きな動きが出ました!
LINE Payクレジットカード(正確にはデビットカード)では、JCBブランドのみでしたが、今日VISAとの提携が発表され、LINE Payとして取り扱うクレジットブランドは、JCBとVISAの2つになりました。

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LINEの公式プレスリリースがこちら↓

linecorp.com

VISAとの提携で何ができるようになるのか解説していきたいと思います。

「LINE Pay」内からデジタル決済対応VISAカードの申込み・利用が可能に

LINE Pay広報担当者によると「デジタル決済対応カード」は物理カードではなくバーチャルカードが発行される模様。提供時期は未定となっており、発行時期は早期を目指すとアナウンスしています。

実はLINE社は、VISAと台湾において「LINE Pay Visaクレジットカード(仮称)」を既に発行しており、今回の発表は提携範囲を日本まで広めた形となります。

既存の「Visaカード」を「LINE Pay」に連携可能になる

今までLINE Payを使いたいと思っていても、LINE Pay加盟店で無いと使えないので、加盟店が増えてきたと言ってもまだ使えない店舗も多く敬遠していた方も多いと思います。

今回の提携では、既にVISAカードを持っている方がVISAカードを通してLINE Pay決済ができることを発表しています。
これだけ聞くと、「ん?何ができるの?」と思う人も多いかもしれません。

できる事としては、LINEアプリ内でVISAカードで決済した決済履歴を確認できるようになります。また、VISA加盟店でLINE Pay決済が可能になります。

加盟店ネットワーク拡大施策

今回の発表は、主に加盟店ネットワークの拡大を目的とした提携と思われます。PayPayが国内で加盟店獲得に猛勢している中、使える加盟店の多さがキャッシュレス戦争の要となりつつあります。
LINEは、VISAと提携する事で、VISAが既に持つ加盟店ネットワークを利用できるようになり、尚且つグローバルブランドとしても圧倒的知名度を持つVISAと組む事で、海外利用もできるようになり海外展開の足掛かりにしたいようにも見て取れます。

 

今後、B2Bやフィンテックサービス、ブロックチェーンでも協業していく事も発表されているので、展開が楽しみです。